改憲はふんわりでやっちゃいけねーんだけどよ

皆の意見を聞いた結果、戦争へと歩んだ国はたくさんあります。民主主義そのものは平和のイデオロギーではなく、平和主義という前提、前置きを不可欠とするものです。よく引用されるのはナチス政権ですね。ナチス・ドイツは皆の意見を聞いた結果、戦争をしました。少し政治史を勉強した人は「いやナチス・ドイツは民主主義ではないよ」と言いたくなるようですが、貴方の言う狭い意味での民主主義に平和主義が必要不可欠なんだということです。

ウクライナやパレスチナの報道を見ればわかる通り、一度戦争になったら金持ちも貧乏人も全部瓦礫の下敷きです。戦争になったら運よく生き残る人以外は皆、死にます。戦争できるようにしよう、戦争になったらやり返せるようにしようなんて頭悪すぎます。改憲勢力に投票するヤツ、お前はすでにオクニのために死んでいる。終戦まで生き残る謎の自信があるんでしょうか。終戦まで生き残っても、アレですよ、うんと貧しい暮らしが待っているんですよ。はじまったらあきらめるのが正しいから、はじめるべきではないし、はじまるようなことをすべきではない。

いま選挙で投票すれば何に同意したか分からない時代ですから、貴方の一票が紆余曲折を経て開戦の火蓋を切って落とさないためにも平和憲法は維持しなければなりません。どんな馬鹿な政治家が起立しても戦争だけはしないようにするためです。どうかわかっていただきたい。

GHQがつくったと言う人にいいたいのは、GHQがつくろうと、金正恩がつくろうと、平和憲法は平和憲法だということです。SNSを眺めていると「ふつうにそろそろアプデ」とかゾッとするようなポストが散見されますが、とんでもないことです。

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