
今年5月25日のさいたま市長選挙に沢田良氏が出馬を表明しました。維新離党の元衆院議員とありますが、騙されるわけにはいきません。昨年10月の衆院選で失ったさいたま市の一議席、市政への影響力を市長選で取り返しに来たとみるべきです。まさか「維新に嫌気がさしてくれた先生がいる」なんて幼稚園児レベルの誤解をしてほしくない。呪殺大阪END維新にとって落選は至上命題が一つ。


日本維新の会は、さいたま市のすぐ南にある川口市を票田(票をかき集める地盤)にしています。昨年の衆院選で高橋英明氏は、埼玉2区(川口市)で落選したあと惜敗率1位で比例復活当選をしました。件の沢田良氏は埼玉15区(桜区、南区、蕨市)で落選したあと惜敗率2位で比例復活ならずです。わかりますか、川口市、蕨市は維新の票田なのです。
川口駅前で日本共産党(人権派)が街頭演説をしていると「売国奴!」と罵声を浴びせにくる人がやってきたり、頭の固そうなお婆ちゃんが「これは・・・!日本共産党ですか・・・!」と威嚇してきたりするのです。少なくとも人権派にとって日本人の排外主義者のほうが遥かにリスクとなった街です。
蕨市、川口市は小さな商工業者が多く、維新の会が賛成するインボイス制度でむしろ苦しめられているのに、選挙で投票してしまうのですね。正直、日本人に対して2年猶予するとか、5年猶予するとかやってるから、外国人には一瞬も許せなくなるんだと思います。
さいたま市は現職の市長の手腕もあり、多文化共生(外国人との共生)が出来ている街なので、保守系会派の政治家に首長を務めてもらいたくありません。川口市(横曾根地区)を散歩しましたけれど、公園では日本人児童が夕暮れまでサッカーをして遊んでいたり、何が危ないんだろうなという印象があります。それはさいたま市と全く同じです。横柄なドライバーだなと思って運転席を覗き込むと外国人だった、そういったことはさいたま市でも稀にありますが、そんな理由で改憲勢力に一票いれないでもらいたいです。
水面下では保守系会派のなかで、現職の清水勇人氏と沢田良氏のどちらを擁立するか、話合っていると思いますが、現職の出馬がなかった場合は保守系会派の票が沢田氏に流れると思われます。
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